読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

袋小路を散歩する

ミーハーなおたくの記録、ときどき映画案内

2016年4月に観た映画リスト+何作かについての感想

観た映画リスト
  1. スター・トレック (2009 アメリカ)
  2. モネ・ゲーム (2012 アメリカ)
  3. アンダーグラウンド (1995 フランス ドイツ ハンガリー)(2回目)
  4. マトリックス レボリューションズ(2003 アメリカ)
  5. マトリックス リローデッド (2003 アメリカ)
  6. スター・トレック イントゥ・ダークネス (2013 アメリカ)
  7. 僕が星になるまえに (2010 イギリス)
  8. 8月の家族たち (2013 アメリカ)
  9. フル・モンティ (1997 イギリス)
  10. あるスキャンダルの覚え書き (2006 イギリス)
  11. フランケンシュタイン カンバーバッチ as 怪物ver. (2011 イギリス)
  12. アマデウス (1984 アメリカ フランス)
  13. ジプシー・キャラバン (2006 アメリカ)
  14. FARGO シーズン1 (2014 アメリカ)
  15. アイヒマン・ショー (2015 イギリス)
  16. アンダーグラウンド(3回目)
  17. ジプシーのとき (1988 イギリス イタリア ユーゴスラヴィア)
続きを読む

ムーンライズキングダム(2012年)

映画案内のようなもの

ウェス・アンダーソン監督/アメリカ製作 

明るい色彩とこだわりの構図!少年と少女の風変わりな恋ムーンライズ・キングダム スペシャル・プライス [DVD]

まず言っておきたいのは、この映画はそんじょそこいらの恋愛映画ではないということ。ウェス・アンダーソン監督のこだわりの構図や独特のテンポのせいで設定が飲み込めなかったり、ときには素敵すぎる音楽のせいでうっかり目蓋が重くなってしまったりするかもしれない。だがしかし仮にそうなってしまったとしても、この映画を見ることを諦めないで欲しい。  

見所のひとつであるレトロな衣装や小物を楽しみつつ、紅茶(もしくはコーヒー、とにかくカフェインの入ったもの)とお茶菓子を手元に用意し、おもしろくなるまでじっと我慢して観てもらいたい。また、ストーリーの展開がよくわからなくてもそんなことはこの映画にとって瑣末なことなので、一度最後まで観て欲しい。サムとスージーの恋の結末を観たあなたは、あっという間に序盤の退屈を忘れ、勇気ある二人の少年少女の決断に心打たれることとなるだろう。  

もしウェス・アンダーソンの世界を楽しめるようになったのなら、「ダージリン急行」など他作品もおすすめ。最新作の「グランド・ブタペスト・ホテル」(2014) は、ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員賞)も獲得している。

2016年3月に観た映画リスト+何作かについての感想

観た映画リスト
  1. チャイナ・シンドローム (1979 アメリカ)
  2. 銀河ヒッチハイク・ガイド (2005 アメリカ イギリス)
  3. ホビット 思いがけない冒険 (2012 アメリカ ニュージーランド)
  4. 銀河ヒッチハイク・ガイド(2回目)
  5. 銀河ヒッチハイク・ガイド(3回目)
  6. ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う (2013 イギリス)
  7. チョコレートドーナツ (2012 アメリカ)
  8. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (2007 アメリカ)(4回目)
  9. メカニック (2011 アメリカ)
  10. SHERLOCK 忌まわしき花嫁 (2回目)
  11. 戦争のはらわた (1975 西ドイツ イギリス)
  12. ラブ・アクチュアリー (2003 イギリス アメリカ)
  13. こわれゆく世界の中で (2006 イギリス アメリカ)
  14. エイトレンジャー (2012 日本)
  15. ショーン・オブ・ザ・デッド (2004 イギリス)
  16. 裏切りのサーカス (2011 イギリス フランス ドイツ)
  17. ローラーガールズ・ダイアリー (2009 アメリカ)
  18. ホビット 思いがけない冒険(2回目)
  19. ホビット 竜に奪われた王国 (2013 アメリカ ニュージーランド)
  20. ホビット 決戦のゆくえ (2014 アメリカ ニュージーランド)
  21. シャイン (1995 オーストラリア)
  22. カニング・キラー 殺戮の沼 (2007 アメリカ)
  23. ロンドンゾンビ紀行 (2012 イギリス)
続きを読む

先に書いた記事で恐縮ですが

その他

今週のお題「私がブログを書く理由」はこちらです

bagend.hatenablog.com

ビフォア・ザ・レイン(1994年)

映画案内のようなもの

ミルチョ・マンチェフスキ監督/マケドニア,フランス,イギリス製作

奇妙に循環する時系列で描かれるマケドニアの実相

ビフォア・ザ・レイン [DVD]

「言葉」「顔」「写真」の3話オムニバス形式で綴られる物語。この映画を”異国情緒漂うなんとなく映像がきれいな映画”で終わらせないためには、バルカン半島(マケドニア)の近・現代史および民族主義について知る必要がある。

マケドニア地方は長い間オスマン帝国に支配されていたが、1913年の第2次バルカン戦争の結果、隣接するギリシア・セルビアブルガリアによって3分割される。また第2次世界大戦中の1941年には大部分がブルガリアに併合、残りの一部はドイツ・イタリアに占領され、戦後はユーゴスラビア連邦に組み入れられた。こうして周辺諸国に翻弄されてきたマケドニアが国家として独立するのは1991年のことである。

時を戻して18世紀、フランス革命を発端にヨーロッパで発生したナショナリズムが多民族の混住するバルカン半島へ伝わると、他の民族や少数民族を排除し「民族国家」の建設を目指す「民族主義」となり、これにより数々の紛争が引き起こされた。

マケドニア共和国の領土には主に70%のマケドニア人(正教徒)と30%のアルバニア人(ムスリム)が混住しており、彼らは何百年もの間ゆるい共存関係にあった。しかしマケドニアが独立の際に制定した憲法には「マケドニアマケドニア民族による国民国家」とあり、また議会でのアルバニア語の使用禁止にアルバニア人たちは不満を募らせていた。隣接するコソヴォでは19世紀後半からアルバニア人が民族独立を叫んでセルビア人と紛争を続けており、本国アルバニアでも経済不振により政治は不安定な状態であった。

このような状況下のマケドニアを舞台に描かれたのがこの作品である。”Before the Rain” 雨が示唆するのは民族浄化による血の雨なのか。この映画が製作された後の2001年、マケドニア政府はアルバニア人の権利拡大を要求するアルバニア武装勢力の掃討に着手した。この映画の奇妙に循環する時系列は、バルカン半島で今も続く憎悪の連鎖を暗示しているのかもしれない。

ノー・マンズ・ランド(2001年)

映画案内のようなもの

ダニス・タノヴィッチ監督/フランス,イタリア,ベルギー,イギリス,スロベニア製作 

ボスニア出身の監督が描く極限状態の喜劇!秀逸な反戦映画

ノー・マンズ・ランド Blu-ray

「No Man’s Land」とは、戦時中における敵味方の前線に挟まれた、膠着状態が続く地帯のこと。基本的にこの中間地帯は無人でなければならない。そのノー・マンズ・ランドがこの映画の舞台である。ボスニア内戦の真っ最中、敵対するボスニア兵とセルビア兵がノー・マンズ・ランドにある塹壕に取り残されてしまう。物語のほとんどはこの塹壕の中で展開していく。

さて、ボスニア内戦とは、ユーゴスラビアからの独立に賛成するムスリム人およびクロアチア人(ここでは便宜上ボスニア人ボスニア兵と表記する)と、それに反対する在ボスニアセルビア人との間で始まった紛争である。ボスニア地域には少なくとも15世紀後半からイスラム教徒のムスリム人、カトリック教徒のクロアチア人東方正教セルビア人がそれぞれ定住しており、長い時間をかけて彼らの居住区域は複雑に入り組んでいった。従ってこの内戦では、隣近所の顔見知り同士で殺戮し合うという悲劇が起こったのである。「相手を殺さなければ自分が殺されてしまう」という緊張状態の中、互いへの憎悪はどんどん大きくなっていった。

映画では前述のボスニア兵とセルビア兵がこの憎しみをぶつけ合うのだが、彼らのやりとりはどこかコメディじみていて、脚本の妙を感じさせる。悲劇が極まると喜劇となってしまうのかもしれない。加えて、衝撃映像をスクープしようと戦場にやってくるアメリカ人のマスコミ記者や、右往左往するのみの国連軍が可笑し味に拍車をかける。

派手で大掛かりな爆発シーンや必要以上に情に訴えかける演出はない。しかし、実際にボスニア軍のカメラマンとして戦場へ同行していたタノヴィッチ監督だからこそ描けた世界、秀逸な反戦映画である。ぜひ一度ご覧いただきたい。

 

鞘師ロスと糸島Distanceについて

ハロプロ

アンジュルムの「糸島Distance」のMVがYouTubeの公式チャンネルで公開されて以来、なんどもなんども観ていたらいつの間にかこんなものができました。それでは聴いていただきましょう、鞘師里保りほロスに浸るヲタクの心情を表した歌です、「広島Distance」。※ 私自身は広島出身でも在住でもないことをあらかじめご了承ください

『広島Distance』(Hiroshima Distance)

 

どうしたの? 不自然な距離 ドライブの帰り

押し寄せる不安を 広島の波が煽る

ちょっと待って、何て言ったの? 聞きたくない

優しいはずの君の唇 冷たいサヨナラ告げる

いつも みろくの里イルミネーション

備北公園 コスモスも この窓から見てたのに

ガラス越し映るのは さっきまでの君じゃない

私の知らない横顔 ・・・ほぃじゃけど仕方ねぇじゃろ!

 

 好きなんよ!好きなんよ!好きなんよ!

・・・じゃけぇ、まだ間に合うかのぅ?

思い出してよ あの白い砂浜で

世界一番 幸せだった最初のキスを

 

好きなんよ!好きなんよ!好きなんよ!

・・・じゃけぇ、まだ間に合うじゃろ?

あの街 帰れば 君とは二度と会えなくなるの?

思い出の渚が夕日に染まる

 

海岸線 縁取るように続く この道は

どこまでもふたりで走ってくはずだったのに

流川(ながれかわ)の灯りが浮かび始める頃

このまま終わりなんて嫌なの お願い近づかないで

いつも 幸せのカレンダーは足早に過ぎて行く

なんで気づかなかったの

悲しみの記念日に向かって走るなんて

認めたくなんかないから ・・・ほぃじゃけど仕方ねぇじゃろ? 

 

好きなんよ!好きなんよ!好きなんよ!

・・・じゃけぇ、嘘だと言って

黙らないでよ いつもみたいにほら

くだらないこと話しながら肩を抱いてよ

 

好きなんよ!好きなんよ!好きなんよ!

・・・じゃけぇ、こっち向いてや

冗談だよと 君が笑って マエケン弁当 買ってきてくれたら

許してあげる

 

・・・ほぃじゃけど仕方ねぇじゃろ?

 好きなんよ!好きなんよ!好きなんよ!

・・・じゃけぇ、まだ間に合うよな?

通り過ぎてく 見慣れた風景に

思い出すでしょ?ふたりがいた幸せな場面

 

好きなんよ!好きなんよ!好きなんよ!

・・・じゃけぇ、まだ間に合うはず!

車を降りる その最後の瞬間までは

ふたりのこの恋を 諦めないわ

 

 


アンジュルム『糸島Distance』(ANGERME[Itoshima Distance])(Promotion Edit)